蒲田黒湯温泉 ホテル末広 かまたくろゆおんせん ほてるすえひろ )

JR蒲田駅南口を出て右手小路を入ったところにある年代物のビジネスホテル。
駅からこれほど近いのに6500円程度から宿泊が可能、朝食も付いて、更には温泉まで楽しめる都会のオアシスです。
建物の造りは古く、防音もしっかりはしていませんが、広めのお部屋と大きなベットで伸び伸びした気分が味わえます。
一階には、外来も受け付けている黒湯の温泉が備えられており宿泊者は何回でも使えます。
ホテル内の随所にはステンドガラスが飾られていていますが、建物の造りと比較すると違和感があります。
朝食は、コーヒー、パンおかわり自由、サラダ1品付きで、無料サービスの割にはマシなものとなっています。

訪問日:2005.06.17


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
    低張性-弱アルカリ性・冷鉱泉  pH=8.28
蒸発残留物: 1,768mg
色匂い: 黒褐色、微塩味、モール臭
効能(浴): 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、他
源泉温度: 17.6℃
立ち寄り可: 1050円 (宿泊がお徳) 方式: 放流-一部循環 加水・加温あり
住所: 東京都大田区西蒲田8丁目1番5号
電話: 03-3734-6561


濃い口醤油、コカコーラ(ペプシでもよい)のような黒褐色のお湯であり、ヌルっとした肌触りのお湯である。
4−5人が入れるサイズの浴槽は、滑りやすく注意が必要である。このおかげでこけそうになり手の親指を突き指してしまった。
この黒湯の中には魔物が潜んでいるようで、油断して長湯をすると逆上せてしまう。浴後に温まりが感じられ、汗が湧き出てくる、炭酸を多く含んでいる温泉に共通した特徴がある。
 浴槽には2つの湯口があり、一つは、循環したお湯を放出するロケットランチャーのような湯口、もう一つは、獅子面(作:小橋川清勇)から、不定期に源泉が吐き出される湯口がある。
 温泉浴槽のほか浴室には、サウナ、ミストサウナがあり、都会への出張の疲れを癒すのに好都合です。


循環湯用の湯口

小奇麗な洗い場

狭いが整理された脱衣所

ちょっとヤニ臭いお部屋

ステンドグラス1

ステンドグラス2

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