小倉薬師温泉 丘の湯 こくらやくしおんせん おかのゆ )

 神丘温泉の隣の共同浴場です。別府界隈でよく見掛けるタイプの共同浴場。
 石造りの浴室は天草陶石を使った美しいもの。
 隣の神丘温泉と張り合っているのか、施設の表には丘の湯温泉の効能に関する看板があります。
 元祖、特効原爆症の湯はここだとのことです。


訪問日:2005.09.18


----- 温泉データ -----

泉質: 単純硫黄泉
    (ナトリウム炭酸塩・硫酸塩-炭酸水素泉)
蒸発残留物: 不明
色匂い: 透明、硫黄臭
源泉温度: 湯船にて 44.5℃(実測)
立ち寄り可: 100円 6:00-22:00
方式: 掛け流し
住所: 大分県別府市小倉町
電話: なし


 最近立て替えれれた共同浴場は、温泉の透明感と木造りの湯船、浴室の床は天草陶石と言う石材で貼られており、美しいものとなっています。
 足裏を伝わってくる床の触感と冷たさが心地良く、気分良く入浴できました。
 温泉は澄んだ透明色で、やや硫黄臭を感じます。隣の神丘温泉の単純泉と比較するとヌルスベ感は少ないものとなっていますが、基本的なお湯の性質は同じようです。
泉質の表現は違っているようですが、同じ由縁のものかと思われました。

湯尻の様子
天草陶石が艶やかに光ります。


丘の湯温泉の説明書
原爆症に効く旨の由来が書いてあります。
昭和32年のことのようです。
浴場の正面は原爆症の病院が建てられています。


共同浴場の全景


隣接は神丘の湯


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