神滝温泉 みたるおんせん )

鳴子から鬼首に向かう道沿いの一軒宿、古風な造りと長い廊下が印象的です。
あまり訪れる人は少ないようで休日と言うのに夫婦貸切での入浴を楽しみました。
玄関を入り、縁側の長い廊下を端まで歩くと浴室があります。浴室と脱衣所は半透明の波板で区切られている不思議な造り。昔は仕切りはなかったのでしょうかね?
宿の佇まいと共に落ち着いた入浴が出来る、お薦めの立ち寄り温泉です。


訪問日:2005.09.04


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: 弱食塩泉 pH=7.2
蒸発残留物: 1,830mg/kg
色匂い: 無色透明、やや塩味、芒硝味
効能(浴): リュウマチ性疾患、運動機能障害、創傷、他
効能(飲): 慢性消化器疾患、慢性便秘
源泉温度: 64.4℃
立ち寄り: 500円 10:00-20:00
方式: 掛け流し
住所: 宮城県玉造郡鳴子町鬼首字上蟹沢19−1
電話: 0229-83-2133


長方形の湯船が男女別に用意されています。湯船の底は黒光りしており、つるっと滑り易いものとなっていますので沈没してしまわないように注意が必要です。
湯船には蛇口が備えられており、自由に調整してよいとの事、蛇口をひねれば好きなだけ源泉を注ぐことが出来ます。
この蛇口、貯留槽などを通さず源泉につながれているため、ゲホッ、ゲホッと音を立てており大地の鼓動を感じることが出来ます。
やや塩味を感じる芒硝泉系のお湯は入浴感が心地良く、夫婦水入らずでゆっくりと温泉を楽しみました。

上 普段女湯として使われる湯船
右 源泉のパイプ 浴室内の蛇口に繋がれる
  ジャジャ漏れの源泉がもったいない。



浴室から玄関に続く廊下です。

外から見ても絵になる。

浴室そばの廊下の
入浴注意事項が定められた看板


鳴子温泉 湯巡り手形加盟温泉です。

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