東鳴子温泉 旅館大沼 ひがしなるこおんせん りょかんおおぬま )

宮城県と山形県の県境の鳴子温泉郷、その中で源泉を大事に使っている宿「旅館大沼」
2種類の源泉を使っているが、純重曹泉の濃いお湯が実力有り。
この宿の由来は、明治の後期、宿の主人の夢枕にお告げあり温泉が湧出したとのこと。
「自分流に使う、マイ温泉。ふだん着の宿。」宿泊・日帰り共に多くの貸切り湯が使えますので、人ごみを避けたときに訪問するのがお勧めです。
全部で8つある浴室でめくりめく湯治をお楽しみください。


訪問日:2005.01.22





----- 温泉データ -----

泉質: ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
旧泉質: 含食塩・芒硝-重曹泉  pH=8.0
蒸発残留物: 1,852.2mg
源泉温度: 74.6℃   分析表


泉質: ナトリウム-炭酸水素塩泉
旧泉質: 純重曹泉  pH=7.0
蒸発残留物: 1,011.2mg
源泉温度: 62.0℃   分析表

色匂い: 淡茶色、温泉臭、薄塩味、赤茶湯華
効能: 切傷、やけど、慢性皮膚病、他
立ち寄り可: 500円 11:00-14:00 方式: 掛け流し
住所: 宮城県玉造郡鳴子町大口字赤湯34
電話: 0120-268-981 / 0229-83-3052

写真: 4F 「陰の湯」
いくつもあるこじんまりした内湯・露天風呂を貸切で使える温泉です。
全部で8種類(内貸切6種類)もあり、家族・ペアで気兼ね無く温泉が楽しめます。
東鳴子温泉の共同泉と自家源泉の2種類が使われており、「家族風呂」、「陰の湯」、「陽の湯」この宿でしか味わえない源泉100%です。
思いの他、濃い泉質で入浴感が得られます、例えられない温泉の匂いが夢の世界に誘います。
この温泉、純重曹泉のお湯は一切の加水無しの源泉、絶賛できます。
日帰りでは入れませんが、離れに貸切の露天風呂「母里の湯」も入りたい風呂の一つです。

写真: 1F貸切露天風呂 「石割の湯」


1Fのお風呂エリア

1Fの貸切風呂 「家族風呂」

長島茂雄書「快浴清心」の書が掲げられています。
押印もこの文字が記されています。
トラキチ夫婦は、阪神フアンと悟られないように受付を済まします。


「薬師千人風呂」の湯口 

2Fの踊り場にある、大正時代の温泉成分表

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