肘折温泉 大友屋旅館 ひじおりおんせん おおともやりょかん )

肘折温泉中心部、旧郵便局前のコーナーにある鉄筋建築温泉旅館です。ここには、通り沿いにある源泉に惹かれての立ち寄り入浴となりました。
 玄関をくぐり声をかけるとおばあさんが出てきました。普段は立ち寄り入浴を受け付けていないようで、何とも頼りなげの受け答え、「まずは、お湯に入りなさい」とお湯を勧めます。
 大きな旅館で脱衣所も綺麗です。案内してくれたお婆さん、浴室の湯気を見てびっくり・・・換気扇が動いていなかったようで、浴室は数メートル先も見えません。バタバタした後の入浴となりました。
 入浴後、お孫さんが玄関でクロスカントリースキーの手入れをしています。
 お婆さんが自慢げに写真を見るように進めます。キング荻原健司と一緒に写ったお孫さんでした。


訪問日:2005.02.26


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
旧泉質: 含重曹-食塩泉  pH=6.4
蒸発残留物: 2,773mg
色匂い: 茶褐色、塩味、鉄味、炭酸味
効能(浴): きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、他
源泉温度: 65.2℃
立ち寄り可: 500円 要確認
方式: 掛け流し方式(冬季以外は加水)
住所: 山形県最上郡大蔵村大字南山505
電話: 0233-76-2331


宿の前の源泉に惹かれて立寄りましたが、100%この源泉を使っているのではなく、組合2号、3号、4号と共に使われているようです。
湯口からは熱い源泉がジャンジャン注ぎ込まれ、湯口の周りは46℃ぐらいの温度となっています。良く考えられたもので細長い湯船は、湯口に近づくに従い熱く、離れるとちょうど良い湯加減となります。
ちょうどこの日は、この旅館の屋根の雪の雪下ろし中、ドスン・ドスンと雪を下ろす音を聞きながらの入浴になりました。


小奇麗な脱衣所

この源泉に惹かれました。
側溝に流れ込む源泉でうろこ状に炭酸カルシウムが堆積しています。

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