火打崎温泉 松林館 ひうちざきおんせん しょうりんかん )

温海から鶴岡に向かう国道7号線、由良峠から大山方面に抜ける道をしばらく走ると看板が見えてきます。
ここは、昔からの湯治専門の旅館で立ち寄り入浴は基本的にお断りです。日帰り湯治か、宿泊利用になります。
鉄分の多い冷鉱泉となっており、館内には古い成分表がおかれていました。

2005.07現在 敷地の道路に面した部分に湯小屋らしきものを増築中、一体何になるか見極めが必要である。

2005年夏に浴室設備をリニューアルして趣を変えた昔からの湯治宿。雰囲気のある重厚な造りの建築です。
浴室は新たに離れを建て日帰り温泉として気軽に利用できるようになりました。
今まで昼食込みでしか利用できなかった温泉、やっと温泉を楽しむことが出来ました。


最終訪問日: 2005.08.16


2005.04撮影

----- 温泉データ -----

泉質: 単純鉄冷泉  pH=3.2
旧泉質: 酸性明ばん緑ばん泉
色匂い: 無色透明、鉄味、酸味
効能: 慢性湿疹、苔癬、神経痛、皮ふ病、胃腸病、婦人病、きりきずなど
源泉温度: 11.5℃(加温して使用)
立ち寄り: 350円 8:00-20:00
方式: 循環濾過、加温
住所: 山形県鶴岡市大字菱津字火打崎ち1
電話: 0235-33-4350


8/13に新しく出来た湯小屋、本館の燻し銀のような佇まいとは大きく異なり、木の香香る明るい雰囲気に仕上がっています。
ここは冷鉱泉のため加温循環でのお湯の使用となっています。湯加減はかなり温くて長時間入らないことには身体は温まってきません。
オープンして間もないため、湯守が追いついていないのでしょうか? 今後の懸念材料です。見守りたいです。
湯の味は、レモン水のような酸味を有しています。
洗いやすいカランも設備されており、湯治の他にも日帰り入浴での利用も便利そうです。

宿の左手に作られた湯小屋
時間が経ち古ぼけた感じ欲しい

脱衣所は新しい木の香で気持ち良い

昭和27年の古い温泉分析表
湯温など大きく異なり参考程度

北から見ると学校のような建屋をしています。

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