鶴岡市の金峰山入り口近くの新山高坂金沢地区にあった湯治旅館。
近年のセンター系温泉の台頭によりめっきり客足が途絶え、２００４年７月廃業となりました。
昔、農閑期には長い人で１ヶ月間も旅館に滞在する湯治客が絶えなかったそうです。
温泉は、硫酸塩鉱泉で比較的小さな湯船の沸かし湯だったそうです。

ここに訪問して分かったことですが、会社の同僚の家であることが判明しました。
そのうちに建物自体も取り壊してしまうそうです。
路線バスのバス停「金沢鉱泉前」があることからも、かつての賑わいを感じます。

訪問日：2004.11.23