月岡温泉発祥の源泉井戸の正面に時代に取り残されて佇む温泉旅館。なんとも寂れた雰囲気がとても良い。 |
----- 温泉データ ----- 分析表 泉質: 含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉 pH=7.5 蒸発残留物: 3,387mg 色匂い: 緑透明色、硫黄臭、石油臭、塩味 効能: 美人の湯として広く知られています。 源泉温度: 50.7℃ 立ち寄り: 600円 7:00-21:00 方式: 掛け流し 住所: 新発田市大字月岡609-8 電話: 0254-32-2205 |
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美しいグリーンの湯が注がれている丸い湯船からは硫黄臭と石油臭が立ち上ってきます。湯の表面には油膜も浮かんでいます。 お世辞にも綺麗とは言えない浴室には、タイル張りの丸い湯船があります。2人で入ると身体の体積の分だけお湯が勢いよく流れ出ます。 ペンギンの置かれた湯口からはかなり熱いお湯が注ぎ込まれています。お湯の温度はかなり高く46℃ほど、ぷーちゃんは水で薄めないとは入れなかったです。 ヌルスベの心地良い湯ですが、熱さと硫黄、石油臭でクラクラしながらの入浴になりました。お湯の味はというと、塩味と苦味を感じます。 浴室内は様々なタイルで彩られていますが、温泉の成分で侵食されてかかなりボロボロとしてきています。丸い湯船にはKUMADOYAの文字がタイルで書かれています。 この他に、1人用の三角形の湯船がもう一つあります。どちらも家族で貸切で利用するものとなっております。 投入湯量は少ないですが、小さな湯船であるため源泉100%でお湯が楽しめます。 |
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グリーンの温泉を見てください。 この湯は酸化が進むといっそうグリーンが濃くなってきます。 |
様々なタイルに彩られます。 かなり手の込んだ作りです。 |
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もう一つの浴室は一人用サイズ。 1回目の入浴は思う存分掛け流し気分が味わえます。もう一度楽しむには、しばし時間をおいてからとなります。 昨年あった新潟の震災を思い出すと熊堂屋での入浴は不安に駆られてしまいます。 (この日も地震がそう言えばあったなー) |
建物との違和感を感じるオリジナル暖簾 |
浴室内のミッキーのタイル これにも違和感を覚えた。 |