葛温泉 温宿 かじか くずおんせん おんじゅく かじか )

大町市、高瀬渓谷にある葛温泉、3つの温泉宿の中の一つがこの「かじか」
昔は、川に面した露天風呂があったりしたのだか鉄砲水で流され、現在の建物の再建となった。
ここへは久しぶりの訪問となったが、昔、父母と来たことを思い出した。
昔と変わり、幾分高級感の漂う感じの宿となってしまったので足が遠のいていた。再訪してみてお湯の状態はすばらしいので、800円と高目の入浴料金設定ではあるがゆっくり入るなら十分納得の温泉である。


訪問日:2008.11.15


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: 単純温泉 pH=7.02
蒸発残留物: 357mg
色匂い: 透明、溶き卵状湯の花、焦げゴム硫黄臭
源泉温度: 92.4℃
立ち寄り: 800円 10:00-15:00
方式: 掛け流し
住所: 長野県大町市高瀬渓谷葛温泉
電話: 0261-22-1311


小さい頃から馴れ親しんだ葛温泉。基本的にどの宿も掛け流しの温泉使用と湯量の豊富さは満足行く。
ここの露天風呂は林を眺めるように作られており、掛け流しのお湯がL字型の湯舟に惜しみなく掛け流されている。
お湯の中に目を向けると、卵スープのような湯の花が堆積しており、湯に身を沈めると湯の花を身にまとったような感覚を覚える。
湯の臭いは、焦げたゴムのような硫黄の匂いが感じられる。
程よい湯加減のお湯と林を抜ける風でゆったりとした気分でお湯を楽しめる。
湯上り後は、よく体が温まり、お肌もすべすべとなる。

お湯の様子

内湯も落ち着いた良い感じです。

浴室入り口の掛け湯処

洗い場は壁に仕切られ感じが良い

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