上諏訪温泉 宮の湯旅館 かみすわおんせん みやのゆりょかん )

諏訪大社上社の近く、大熊地区にあるこじんまりした温泉旅館。
温泉旅館と看板にはあるが、銭湯としての営業がメインであると思われる。
味気ない男湯、女湯の扉を開けて入ると番台があるのでそれと直ぐに判る。
二種類の源泉を存分に掛け流しで楽しめる公衆浴場、かなりお勧めの施設である。


訪問日:2008.05.10


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: @ナトリウム-塩化物温泉
    混合泉(第1,2,3号源泉)
    A単純温泉 宮の湯源泉
蒸発残留物: @?mg/kg A447.9mg/kg 
色匂い: @透明、無味、無臭 A透明、硫黄臭、硫黄泉味
源泉温度: @61.5℃  A28.0℃
立ち寄り: 360円 14:00-?
方式: 掛け流し
住所: 長野県諏訪市湖南大熊1612
電話: 0266-52-5008


銭湯のような造りの温泉である。番台、木製の脱衣ロッカー、洗い場のカラン、そして、湯舟といかにも銭湯といった感じである。
浴室には、熱い湯を湛えた大きな湯舟と温湯で満たされた小さな湯舟の2つがある。
受付していただいた女将さんのお勧めに従い、この熱い湯と温い湯を交互に繰り返し入り徐々に身体を温めていく。
熱い湯は、ナトリウム-塩化物泉とのことであるが、芒硝泉に近い味わいである。 大きな湯舟は、熱い湯の温度を下げるためにほのかに硫黄を持つ単純泉で温度を調整している。 これがまたなんとも言えない快い浴感となっている。
熱い湯で温まった後は温い湯の小さな湯舟の登場である。こちらは、単純泉オンリーのつるつるした浴感。
繰り返し入浴したためか、身体の温まり感も良く、肌のつるつる感も格別である。
どちらも惜しみない完全掛け流しの湯舟、ここでの入浴は最高のひと時を保証できる。

硫黄香漂う、つるつる源泉槽は最高!

蛇口はそれぞれの源泉。

番台で料金を支払う

裏手にあった源泉井戸。神が祭られる。

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