鉄輪温泉 むし湯 かんなわおんせん むしゆ )

鉄輪の中でもちょっと変わった温泉を楽しむならこのむし湯。2005年はこの佇まいで営業を行っていたが、2006年改築工事が進行中。新しいむし湯はどうなることか心配である。
このむし湯は、サウナのようなもので、まさにむし湯そのものである。わらのような薬草を敷き詰めた洞窟のような空間のに温泉の蒸気が充満し、その中で下着一丁で蒸される。
その洞窟は菖蒲にも、笹にも似た香りが立ち込める。できる限り姿勢を低く、寝転がらないととても耐えられないのである。
しばし、豚マンのように蒸された後は、別室の浴室で身体を流し、しばし温泉に浸かって仕上げを行う。
新生「むし湯」がどのようになるかは興味津々、また鉄輪を訪問するいい理由ができた。


訪問日:2005.09.17


----- 温泉データ -----

泉質: 塩化物泉
蒸発残留物: 不明
色匂い: 透明
源泉温度: 蒸気だから熱いよ!
立ち寄り: 当時 210円 6:30-19:45
方式: むし湯、掛け流し
住所: 大分県別府市鉄輪
電話: なし


鉄輪地区の旅館では良くこのむし湯のようなものを見かけた。しかし、管理が大変なためかそのほとんどは使われていないようだった。
確かに、このむし湯は完全に閉鎖された薄暗い空間で、この中で発作など起こそうものなら、それは死を意味するのであろう。

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