照湯温泉 てるゆおんせん )

鉄輪地区と明礬地区の中間点にある共同湯。
建物は比較的新しく、平成15年に建て替えられたとのことだ。しかし、温泉自体の歴史は古く江戸(1845年)のころからある一大温泉場として賑わっていた名残がある。
建て替えられた建物は、杉材の木目と香りを生かしたもので好感が持てる。
ここの湯船のうちの一つは、昔、殿様の湯として使われたものがそのまま残っている。今回は女湯のほうがそれであったのが残念であった。


訪問日:2005.09.19


----- 温泉データ -----

泉質: 硫黄泉
蒸発残留物: 不明
色匂い: 笹濁り透明、微硫黄臭
源泉温度: 43℃程度
立ち寄り: 200円 9:00-21:00
方式: 掛け流し
住所: 大分県別府市
電話: ?


やや濁りのあるお湯は、硫黄臭を伴ったやさしいお湯である。
整なった配置の湯船は、静寂さがあり非常に居心地が良い。
浴後の温まり、肌の感触は気持ちよく、昔から温泉場として使われた理由が分かったような気がした。

施設の入り口には閻魔様が、
邪気が入ってくるのを守っています。


鶴居村、昔の温泉場の風景
老若男女、色々な湯船、打たせ湯で湯治が行われています。


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