下風呂温泉 新湯共同浴場 しもふろおんせん しんゆきょうどうよくじょう )

 いさり火と出湯の里、風間浦村。ここには室町時代の古くから傷を癒す湯治場として知られてる下風呂温泉があります。
 下風呂温泉には、2つの共同浴場があり今回は山側に位置する新湯を訪ねてみました。
 今年4月には「大間鉄道メモリアルロード」が完成し、新たに足湯の施設もできました。夜は、ここで津軽海峡のいさり火を眺め足湯を楽しむ、そんな新しい観光スポットです。


訪問日:2005.04.18


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)
    含土類・食塩-硫黄泉  pH=6.92
蒸発残留物: 5,286mg
色匂い: 透明、粉状の硫黄混じる、酸味、硫黄臭
効能: 慢性リュウマチ、諸種の麻痺、痛風、他
源泉温度: 95℃
立ち寄り: 300円 7:00-21:00(冬7:30-8:30)
方式: 掛け流し
住所: 青森県下北郡風間浦村大字下風呂字家ノ尻13
電話: 0175-36-2860


 浴室の中央にでんと構える青白いグラファイト製の湯船には、やや白濁したお湯が湛えられています。湯船の周りはヒバ材の板が敷かれており、床に座ると優しい気の感触が伝わってきます。
 比較的熱い湯に浸かると硫黄の香りと酸味のあるお湯が身体にまとわり付き、温泉成分が身体に浸透してきます。


夕方は地元の方で賑わいます

銭湯のような脱衣所です

入口前の券売機で入浴券を購入します。
地元の方は100円となっており、家風呂の代わりに利用されています


完成したばかりの足湯

4/19にオープニング
女将さんは着物でセレモニーが開催されました


ここは未完成に終わった大間鉄道
その面影を後世に伝えるため、鉄道跡にメモリアルロードができました


下風呂温泉街を望む位置
海を渡って吹き付ける風が心地良かったです。


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