羽根沢温泉 松葉荘 はねざわおんせん まつばそう )

美人の湯で知られる羽根沢温泉街の一番奥にある旅館です。
玄関は綺麗に整備されていますが、色々なところに綻びが見えるB級の宿です。
ここの宿は、源泉をそのまま引き込んでおり、無加水、無加温、掛け流しのお湯を楽しめます。
もちろん羽根沢温泉のこと、入浴するとヌルヌルの肌触り、湯を上がるとスベスベ、温まりがいつまでも続く良い温泉を楽しめました。


訪問日:2005.01.03


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: ナトリウム・炭酸水素塩-塩化物温泉
旧泉質: 含食塩重曹温泉  pH=8.4
蒸発残留物: 2,930mg
色匂い: 薄濁り、塩味・硫黄味、硫黄臭・油臭
効能: 切傷、やけど、慢性皮膚病、他
源泉温度: 47.2℃
方式: 源泉掛け流し
立寄り: 300円 15:00過ぎでもOKでした
住所: 山形県最上郡鮭川村大字中渡1314-2
電話: 0233-55-2539
石畳で出来ている浴室に、すのこ板が敷かれています。
ピンク色のタイルに縁取られた湯船には、笹にごりのお湯の中に白、緑、黒の湯の華が漂っています。
石を組み合わせた湯口に注ぎ込まれたお湯は、網袋で湯の華が濾し取られて注がれています。(完全では無い)
冬の日にしてもちょっと熱めの温度となっているが、加水していないのだから良しとしよう。

湯口に有るコップで飲泉をしてみると、硫黄の香りと油臭を感じることができ、その味もおいしかった。
残念なのは、良く室内に置かれた不要物、”びちゃびちゃ”の湯上りマット、声も掛けずに入ってきた宿のおじさん、もう少し接客に気を使ってくれると評価は上がるのにと残念に思 いました。

パイプで組まれた脱衣籠の棚
女湯の脱衣籠は、工事足場組用の鉄パイプで作られていました。
アンバランスさがなんともB級

小洒落た感じのロビー
でもごちゃごちゃしすぎか

宿の送迎バス
さすが4輪駆動で車高まで上げてある雪国仕様

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