肘折温泉 上の湯共同浴場 ひじおりおんせん かみのゆきょうどうよくじょう )

山形県一番の豪雪地、大蔵村肘折温泉 山間の一角にひそかに佇んでいる人気の温泉地で、2007年7月14日、肘折温泉開湯1,200周年を迎える歴史ある温泉です。
伝説では、源翁が道に迷い洞窟で地蔵菩薩に出会ったところ、地蔵菩薩が、”この地で崖から落ちて肘を折ってしまったが、岩の間から湧き出るお湯で癒した。この不思議なお湯でみなの病や痛みを直してくれ”と開湯の逸話が残っています。
 温泉街の中心地は、狭い道路に添って湯治旅館、お土産物屋が立ち並びます。オンシーズンの早朝には朝市も開かれ、情緒ある温泉地を醸し出しています。
 足湯や源泉公園、地蔵倉、朝市、そして石抱き温泉と楽しみが一杯の肘折温泉、是非お越しください。


訪問日:2005.02.26 (頻繁に訪門)


昔の温泉街の地図(クリックで拡大するよ)

----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
旧泉質: 含重曹-食塩泉  pH=6.4
蒸発残留物: 2,177mg
色匂い: 透明、塩味、炭酸味
効能(浴): きりきず、やけど、慢性皮膚病、他
源泉温度: 50.0℃
立ち寄り可: 200円(無料券もあり) 8:00-18:30
方式: 掛け流し方式
住所: 山形県最上郡大蔵村肘折温泉
電話: (0233)34-6106


肘折温泉中心部に位置する「上の湯共同浴場」、透明で炭酸がよく効いた温泉です。
湯温が熱い肘折温泉にしては温めの40℃程の湯温でゆっくりと温泉に浸かれます。
温泉街に宿泊の方はここの湯を無料で使用できる無料券を宿でいただけます。この湯の管理は、肘折温泉のみなさんが交代で受付に立ち、清掃をしていただいている、温泉街の活性化に対する住民の心意気が感じられる温泉です。
大きな湯船は20人位は楽に対応可能で、窓側の淵には肘折温泉開湯に因んだお地蔵さまがあります。


湯船に佇むお地蔵さん

その他にも湯口が

移動 八百屋さん
車の下で猫ちゃんが餌をもらっていました。

昔訪れた河原湯共同浴場 改装工事中でした。


肘折に向かう道、90度の壁での作業です。
雪崩を防ぐため雪庇(せっぴ)を落としています。

2004-05年 4メートルを超す雪が降りました。


温泉街で見かけた臆病な犬ちゃん

お昼といえば、寿屋の板そば

[閉じる]