黒鴨温泉 滝の湯 くろかもおんせん たきのゆ )

白鷹町・即身仏で有名な蔵高院のすぐ脇の川のほとりに有る温泉です。
循環沸かし湯ながら、ヌルヌルのアルカリ泉。炭酸が多く含有されておりさながら天然のアルカリ石鹸。
この温泉、ご主人が融雪用水を確保するため掘削した所、偶然に効能有る鉱泉が出てきたとのこと。
農業の引退をしたのを機に温泉旅館を始めたのがきっかけです。
この鉱泉、微量の天然ガスが含まれているとのことです。

訪問日:2004.12.11 宿泊



----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: ナトリウム-炭酸水素塩温泉
旧泉質: 純重曹泉  ph=8.4
蒸発残留物: 2,008mg
色匂い: 笹にごり、カランは炭酸ピリリ感
効能: 切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛、他
源泉温度: 14.5℃
方式: 加温・循環
立ち寄り: 400円  宿泊:6,500円(2食付き)
住所: 山形県置賜郡白鷹町黒鴨403
電話: 0238-85-1135


冷鉱泉のため循環沸かし湯となっていますが、訪れる人は少ないため綺麗なお湯が楽しめます。
成分の通り、ヌルヌルのお湯で肌を綺麗にしてくれ、しっとりした湯上り感が特徴です。
蛇口をひねって出てくるお湯は炭酸のピリリ感があり、これが掛け流しのお湯であったら超一級の温泉に仲間入り?
狭い湯船ではありますが、清潔感があり非常に気持ち良く湯に浸かれることは請け合いです。


この日の夕食
鯉の洗い、鯉の甘露煮、メンチカツ、ふき煮、根曲がり竹炒め煮、山くらげ、スパサラダ、キムチ、味噌汁
変な組み合わせの寮のご飯豪華版みたいな食事でした。


この日の朝食
焼き鮭、目玉焼き(四角いぞ!これは「日の丸焼き」)、納豆、味のり、ラッキョウ、味噌汁
これぞ定番の朝食、なんぼでも飯が食えるぞ!


即身仏の曹洞宗・蔵高院
ミイラを見るには300円の拝観料が必要です。


途中の国重文・深山観音
参道の階段とその杉並木が非常に美しく、
茅葺の山門、本堂は美しいです。

[閉じる]