松山温泉 観音湯 まつやまおんせん かんのんゆ )

酒田市の東の外れ旧松山町、山の中腹の小高い位置にある景観の良い温泉です。
宿の眼下には、蛇行する最上川、米どころ庄内平野、風力発電の風車群、そして遠くに日本海とポスターのような景色が広がります。
駐車場には、異国の雰囲気を漂わせる観音様が安置されており、温泉を見守っておられます。
さて、ここは冷鉱泉を沸かして温泉として利用していますが、そのエネルギーの一部は古タイヤを回収し、燃料として活用されています。
庄内平野を楽しみながらの入浴ができるこの温泉は、温泉+αの魅力でお薦めの一湯です。


再訪問日:2006.01.08


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: 単純冷鉱泉(硫化水素型) pH=7.9
蒸発残留物: 316.5mg/kg
色匂い: 透明、無味無臭
効能(浴): 慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、他
源泉温度: 12.4℃
立ち寄り: 400円 9:00-21:00
方式: 循環、消毒有り
住所: 山形県酒田市(旧:飽海郡松山町)成興野須郷1-8
電話: 0234-62-2516


なんといっても景色が最高の温泉です。特に洛陽の時間帯は庄内観光のポスターのようで圧巻です。
源泉は単純冷鉱泉ですが加熱して湯船に投入されています。脱衣場には「加水は一切しておりません」の表示と「資源保護のため加水しております」の表示があり。 どちらが本当か良く分かりません。
浴感はさほど無いのですが、しばらく時間が経つと肌触りはしっとり感を伴うさらさら感があり、保温性もかなりなものでいつまでもぽかぽかしています。
周囲のセンター系の温泉とは異なり落ち着いた入浴をじっくりと行えます。 特に脱衣所の階段を下りたところに有る露天風呂は空いており、新鮮な空気を吸いながら温泉ストレッチなどは如何でしょうか?

露天風呂は半露天風呂となっています。

循環ながら良い湯が注がれます。

内湯からの風景です。
下に流れるのが最上川です。


外に見える立川の風力発電です。
2005年末の強風でプロペラが折れてしまいました。


観音湯の由来

異国の観音様です。
観音様のおかげで温泉効果倍増です。


露天の湯船に浸かって
寒々しい山を見るのも良いものです。


国道47号線から観音湯を見上げました。

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