赤倉温泉 三之亟 あかくらおんせん さんのじょう )

赤倉温泉の新庄側の端にある、小国川脇に建つ旧家作りの旅館です。
訪れたこの季節、軒先にはカキが干されており風情を感じました。
また、敷地内には『芭蕉庵』という茅葺屋根のお食事処があります。
3百余年の歴史を持つこの旅館、初代高橋三之亟が巨大な岩盤を刳り貫き現在の内湯「天然岩風呂」を作ったそうです。
時間制で3種類ある浴室を男女別・混浴で制限していますので入浴時間に注意が必要です。

訪問日:2004.11.22


----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉 pH=7.99
色匂い: 無色透明
効能: 動脈硬化。切り傷、慢性皮膚病、切り傷、五十肩、等
源泉温度: 51.3℃
蒸発残留物: 1,023.7mg
方式: 掛け流し
立ち寄り: 可 500円  時間?
住所: 山形県最上町赤倉温泉
電話: 0120-15-1826 (イコー イワブロ)
ここの岩風呂は、建物のある位置から川縁まで続く岩盤を削ったり、斜面に畦を作り湯船を作っています。
湯船は複雑な構造であり、深い場所があったりして注意が必要ですから入浴前には左の注意書きを読んでください。
深いところは、大人の胸の高さ120cmくらいあります。 底の位置は横を流れる川の水面と同じ位だそうです。
混浴の時間帯は、男女別の更衣室がありますが湯船の位置まで数段の階段があり、下から見上げられると恥ずかしいかも?

訪問した日は、トラブルで蛍光灯が割れてしまったせいで中湯が清掃中でした。
建て増しを続けたためか館内は非常に複雑である。
玄関から順番に、ひょうたん風呂(非常に小さい)、露天風呂、天然岩風呂と並んでいます。
館内に案内標識があるからそれを見て行けば良いでしょう。
是非入浴してもらいたいのは、やはり、天然岩風呂。混浴の時間帯が多いけど楽しんでもらいたい風呂です。

これが小さい湯船の『ひょうたん湯』

天然岩風呂の『高湯』

これが露天風呂(最近できたっぽい)


フロントの在る玄関の様子


お風呂の時間割です。
立ち寄り入浴なら、お昼を挟んで訪問すると全てのお風呂がいただけます。


小国川沿いの赤湯温泉街


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