新真室川温泉 関沢荘 しんまむろがわおんせん せきざわそう )

真室川町奥羽本線脇の県道35号線沿いにある一軒宿の新真室川温泉です。
その佇まいから以前立ち寄りを控えていたのだが、任務遂行のため立ち寄りを・・・
玄関をくぐり、何度声を掛けても誰も出てきませんが声は聞こえてきます。
何とか宿の方と会うことが出来入浴を、何ともいえない浴室への入り口を入ると、結構良い雰囲気の温泉です。
濃い温泉成分の非常に良く温まるお湯で、遠方よりも湯治に訪れる方も多いとのことです。
思いの他良い感じのお湯・雰囲気でお気に入りの温泉でした。


訪問日:2005.01.10


----- 温泉データ ----- 分析表

旧泉質: 純食塩泉  pH=7.8
蒸発残留物: 12,279mg
色匂い: 茶濁り、濃塩味・鉄味
効能: 切傷、やけど、慢性婦人病、慢性皮膚病、他
源泉温度: 32.8℃
方式: 加温・掛け流し
立寄り: 200円(1時間以内)時間不明だがなんとでもなりそう
住所: 山形県最上郡真室川町大字川ノ内769
電話: 0233-62-2860
私の大好きなライオン湯口からは勢い良くお湯が出ています。ライオンの口の中は赤い堆積物で、でこぼこや、牙も無くなってきています。
加温しているお湯ですが、カルシウム、炭酸水素が含まれておりヌルっとする、塩分の濃いお湯です。
ご近所の方何人かとお話しをしましたが、とても気さくな方たちで温泉だけでなく、心も温まってきます。
皮膚病、水虫、傷の効果絶大と言っていたおじいさんは、たちの悪い水虫もすぐ完治したと
お年寄り達は合言葉のように「あったまんのー」と声を掛け合っていました。

湯船はかまぼこの切り口のような格好で、ホームセンターに売っている「切り株もどきコンクリート」で囲われている一風変ったものでした。

浴室の入り口にはさりげないトラップが仕組まれています。
仲良しカップルの息が合ったとき、悲劇が起きそうです。
どちらかの戸を開けると片方が閉ざされます。
(右扉:女湯入り口、左扉:男湯入り口)

落ち着いた感じの脱衣所

館内には、熊、たぬき、鹿、亀など色々飾られています。

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