蔵王温泉 高見屋 ざおうおんせん たかみや )

蔵王温泉の温泉街の山の手側、酢川温泉神社へ続く階段の脇にある由緒正しい温泉旅館です。
享保元年(1716年)創業の歴史ある日本旅館、一歩足を踏み入れるとその格式に圧倒されます。施設内にはお香が漂い、太い柱と綺麗に磨かれた床板、そして、従業員の方の礼儀などにそれを窺うことが出来ます。
このお宿には源泉が二本ありますが、その差は微妙であますが飲泉してみると違いが感じ取れます。
創業以来の「長寿の湯」(高見屋源泉)そして、最近誂えられた「せせらぎの湯」(高見屋2号源泉)の2種類が楽しめます。
格式の割には宿泊料金も手軽な部屋もあり、試しに宿泊してみたい宿の一つです。

訪問日:2005.05.14


----- 温泉データ -----
高見屋源泉
高見屋2号源泉
泉質: 酸性線
旧泉質: 含硫化水素強酸性明礬緑礬泉  ph=1.3
蒸発残留物: 3,370mg
色匂い: 青乳白色、強い酸味、硫黄臭
効能: 胃腸病、眼病、きりきず、他
源泉温度: 46〜57℃
方式: 掛け流し
立ち寄り: 500円 13:00〜20:00
住所: 山形県山形市蔵王温泉54
電話: 023-694-9333


創業以来の「長寿の湯」は湯小屋の中にあります。洗い場はすのこが敷かれており、木の浴槽で歴史を感じさせます。
飲泉すると、蔵王のお湯だけあって強烈な酸味であるがもう一方の源泉と比較するとコクがある感じがする。
「せせらぎの湯」は今の時代の一般受けする浴室です。内湯、足湯、露天風呂が備えられており川のせせらぎを聴きながら入浴できます。(残念ながら景色は良くない)

たった500円でこのリッチな雰囲気のある施設と温泉を楽しめるなら文句は無いでしょう!


せせらぎの湯 内湯(男性)

せせらぎの湯 内湯湯口

せせらぎの湯 足湯

せせらぎの湯 露天風呂

せせらぎの湯 露天風呂(女湯)

広く明るいロビー

[閉じる]