辰ヶ湯温泉 辰ヶ湯旅館 たつがゆおんせん たつがゆりょかん )

庄内・松山町にある一軒宿の温泉です。旧道沿いに案内があるのでちょっと見落としてしまいそう。
1806年(文化3年)に開湯した歴史のある温泉で旧家作りの宿にいるだけで何か落ち着く、風情のある旅館です。

訪問日:2004.11.13

----- 温泉データ ----- 分析表

泉質: 含硫黄-ナトリウム-塩化物冷鉱泉(食塩硫化水素泉) ph=6.9
蒸発残留物: 1,051mg
色匂い: 無色透明、赤茶色の湯の華がわずかに混じる
効能: リュウマチ、神経痛、筋肉痛、冷え性、やけど
源泉温度: 11.4℃ 加温使用
方式: 循環掛け流し
立ち寄り: 可 500円
住所: 山形県飽海郡松山町
電話: 0234-62-2147

旧道の大きな看板から一本道を上がって行くと田んぼのあぜに古ぼけた石柱が・・・書いてあります『辰ヶ湯』と。
温泉に入る前から心うきうき期待してしまいました。
宿に着くとそこは大きな旧家です。納屋や倉もあり堂々としたたたずまい。
一歩、中に入ると掃除の行き届いた一尺幅の分厚い床板が印象的でした。
お風呂は期待したけど残念ながらいまどきのタイル張りでした。

温泉はと言うとわずかにヌメリ感のある優しい泉質です。
赤茶色の湯の華と窓の外の色づいた紅葉楽しみながら入浴。
大きなお風呂ではないので独り占めになる時間を狙うのがベスト!


源泉らしき水汲み場があります。

歴史を感じる苔むした祠が宿の裏手に祭られていました。

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